SSブログ

カプコンが特許権侵害で訴えた!! 相手は戦国無双などで有名なコーエー!! その理由は?? [ゲーム]

スポンサーリンク


たかです!

みなさん、ゲームソフト会社のカプコンって知ってますよね??
「バイオハザード」とか「モンスターハンター」などで有名ですし。

バイオハザード.jpg
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20090305/bh5.htmより引用

モンハン.jpg
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20090901_312351.htmlより引用

そのカプコンが「戦国無双」シリーズで有名なコーエーテクモゲームスを訴えちゃったみたいです!

Youtubeより引用

理由は、「戦国無双」シリーズなどで採用されていたシステムがカプコンの特許権を侵害した、というものらしいです。

損害賠償と販売差し止めを求める訴訟を大阪地裁に申し立てたようですが、その損害賠償額が約9億8千万円だそうです!!
約10億円ですね!

ものすごい額です。。

本日8/26に第1回口頭弁論が開かれて、もちろんコーエーテクモゲームス側は請求棄却を求めたようです。



ところで、どのような特許権を侵害したのか、というところですが、

シリーズ化されたソフトの続編を始める時に、前作のデータをゲーム機に読み込ませて始めると、
普通に始めた場合では出現しない追加キャラやシナリオが選べちゃうシステム、だそうです。



なにか他のゲームでも聞いたことがありそうなシステムなんですが、そのあたりはどうなんでしょうかねぇ。。

というより何より、このシステムが特許権を取得していたことにびっくりですね。
こういうのでも特許権って習得できるんですね~。



このシステムをコーエーテクモゲームスがPS2やPS3で発売している「戦国無双」や「真・三國無双」シリーズなどで採用したため、カプコンが特許権を侵害したと主張している、ということです。


また、損害賠償額の根拠ですが、特許権を侵害したとしているソフトの売上総額が約97億円となっており、
そのうちの特許使用のライセンス料に相当する5~10%を賠償としたようです。


今回の訴訟問題に関し、コーエーテクモは「特許侵害の事実はない。徹底的に争っていく」とコメントしており、
一方カプコンは「訴訟中の案件につきコメントできない」としています。


私としては、今回の特許侵害について実際に侵害しているのかどうかの判断はできませんが、
特許の内容が、前作があるゲームを始める前に前作を読み込ませて繋がりを持たせる、
というコンセプトごと特許を取っているとしたらコーエー側が少し不利なのかもしれない、と思っています。


また、ライセンス料の料率が5~10%が妥当なのかどうか少し調べてみました。


株式会社帝国データバンクによる平成22年の調査結果なのですが、

特許権のライセンス料率の平均値で最も高かったのが「バイオ・製薬」の6.0%、その次が「健康・人命救助・娯楽」の5.3%でした。

その他のジャンルでは全て5%以下となっており、全体平均が3.7%でした。
(http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/chousa/pdf/zaisanken/2009_06.pdfから引用)


このことから考えると、損害分も含まれているとしても今回のライセンス料率は少し高めに設定しているな~と思います。

もしかしたらカプコン側もここまで高い損害賠償額は勝ち取れないと思っているのではないでしょうか。


と、ここまで書いてきましたが、ユーザーからしたら、みんな仲良くやって楽しいゲーム作ってくださいよ!、
って感じですよね笑

それではまた!


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。