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スコットランド 住民投票結果でなぜ独立可能? [政治]

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スコットランドの住民投票



スコットランドは独立すべきか否かについての住民投票が日本時間の9月18日午後3時から行われおり、
日本時間の19日の午後に結果が判明します。

投票前の調査では、独立反対派が52%、独立賛成派が48%と、やや独立反対派が優勢といったところですが、
まだまだ結果が読めない情勢です。


というのも、住民投票の有権者役430万人のうち、40万人前後の人たちがまだどちらに投票するか決めかねているからです。


ここまで僅差ですと、こういう浮動票によって投票結果が変わってしまいますからね。


日本では投票に行かない人が残念ながら多いので浮動票の影響が大きくならないですが、

今回のスコットランドの住民投票には8~9割の方が参加すると見込まれています。


さすがに自分の地域が独立するかどうかの投票とあって、他人事のようにはならないようですね。



スコットランドの住民投票の権限の強さ



さて、今回の住民投票についてですが、

日本人の感覚でいうと、

地方自治体が勝手に住民投票を行って、日本から独立します!って宣言しても

「そりゃ無理でしょ笑」ってなりますよね?



実際に住民投票しただけで独立する効力もありませんし。。


しかし、スコットランドでは住民投票だけで独立できる理由があるんです。


それは、1998年のスコットランド法による権限移譲が行われ、スコットランド議会が創設されました。

これに伴って、内政を中心に幅広く立法権が認められたからなんです。

この時に委譲された権限で住民投票による独立が可能となっている、というわけです。




本日日本時間9月19日の午後に住民投票結果が判明します。

スコットランドがイギリスから独立するのか、しないのか。

スコットランド民族の方々の判断を見守りたいと思います。


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